Diana Instant Squareのローファイな魅力とは?

まず、「ローファイ」とはいったい何?という方もいるでしょう。 ローファイ(Lo-Fi)とは、ハイファイ(Hi-Fi)の対義語。ハイファイが最新機器を使った音楽や写真、スタイルを指すのに対し、ローファイは高音質や高画質にこだわらず、雑音やノイズも作品の一部だという考え方。

ローファイな写真の原点は、1960年代に誕生したDianaに由来します。1980年代、ニューヨークのアングラな写真家たちは、ありきたりなものから逸脱するという目標をかかげました。近代主義の象徴ともいえるシャープな描写に終わりを告げたのです。彼らはローファイでアナログ的な写りを受け入れ、ピクトリアリズム(絵画主義)を連想させるソフトフォーカスを追求しました。ほどなくして、当時の型破りなこの Dianaというカメラは、サブカルチャーにおいて重要な存在となりました。

Photo by Phyllis Chan

21世紀になっても、アナログ写真の人気はとどまることを知りません。私達の新しい Diana Instant Square は、ドリーミーなアナログ写真の人気を引き継ぐ役割を担っています。「完璧な写真」ばかり追求する必要はありません。この新しいインスタントカメラなら、Dianaのアナログらしい「不完全」でドリーミーな描写が、撮ってすぐに楽しめるのです!インスタントカメラの革命児である Diana Instant Square の特徴をまとめてみました。

クラシックなビネット

ローファイな写真の最大の特徴の一つは、ビネットです。ビネットとは写真の四隅の周辺光量落ちのことを言います。四隅がトンネルのように暗くなることで、中心の被写体が際立って見えるのです。多くの写真家がこのクラシックな写りを再現するためアプリやプログラムを使っていますが、 Diana Instant Square ならシャッターを押すだけでOK。フラッシュを使えば、よりドラマチックな写りになりますよ!

Photos by Mitchell Wojcik and Mirella Cardoso

ソフトフォーカス

ソフトフォーカスな写りは、写真を芸術として評価しようというピクトリアリズムの基本です。ソフトファーカスな写りを楽しめるオリジナルの Diana+同様、多重露光や長時間露光などの機能が Diana Instant Square には備わっています。史上最高のソフトフォーカスをインスタント写真で手に入れましょう。

Photos by Sam, Rob Detoyato, Jimmy Cheng

予測不能な効果を楽しもう

予測できない偶然はお好きですか? Diana Instant Square は予測不能な写りと、ゴージャスでアナログらしい「不完全さ」、そして独特のローファイな粒子感でいっぱいの写真をスクエアフォーマットに収めます。

Photos by Phyllis Chan, Danny, Mitchell Wojcik

「完璧な写真」にさよなら!写真をもっと自由に!

2018-07-02 #gear

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