地獄へとつながる井戸 - 六道珍皇寺

地獄への入り口…そんなアニメの世界のような場所が京都に存在するという噂を聞きつけ足を踏み入れました。その名も六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)。その昔「小野篁」が地獄に通ったと伝わる井戸があるのです。ちょうどこの日は六道参りが行われていました。

LOMO LC-Wideで撮影

平安時代の官人、小野 篁(おののたかむら)は、その昔、浮世で嵯峨天皇に仕える傍ら、夜になると自宅の井戸から冥界に渡り、閻魔大王のお裁きの手伝いをする役人としてダブルワークを行っていたという。いつ寝ていたのだろう、とちょっと心配になる気持ちもありますが、その冥土通いの井戸がこの六道珍皇寺の奥の方にあるのです。

オチを先に言ってしまうと、この六道まいりのある8月は井戸を見学できませんのでご注意ください。

この奥にあるそう!

私が訪れた日は8/7。ちょうど六道まいりという行事の始まった日でした。六道まいりはご先祖様をお迎えする儀式だそう。入口には、参拝に必要な高野槇が屋台のような形で販売されています。

六道まいりの参り方はまず、高野槇を購入し、先祖の戒名を水塔婆に書いて頂き、迎え鐘をつき、線香で清め、納めるというたくさんの段階を踏みます。私はおじいちゃんがついてきてしまっても困るので、ご遠慮し、スタンダードなお参りだけ行いました。迎え鐘は長蛇の列で警備員さんが出動する程です。

境内にある十戒の図はこの世とあの世の人間の心の全ての境地を表した絵。じっと見入ってしまいました。

六道珍皇寺には「六道の辻 」と刻んだ石標が立っています。六道とは、仏家のいう地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六種の冥界をいい、死後、霊は必ずそのどこかに行くといわれています。六道の辻は、その分岐点で冥土への入口といわれているそうです。冥土通いの井戸のみならず、この石標はあの世との分岐点なんですね。

彼は、遣隋使を務めた小野妹子の子孫であり、最後の遣唐使の任務を拒否したそう。もしかすると、地獄でのお仕事ができなくなってしまうからかもしれませんね。

次に訪れた時には、井戸に落ちてみたいものです。

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written by kyonn on 2011-08-26 #places #kyoto #location # # # # #

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