LOMO LC-Wide – 驚きのカメラ!

この驚くべきカメラを受け取ったとき、まず私が思ったのは「ストリートスナップにピッタリじゃん!」 ということです。次に「機能がすごい!」 そして最後に考えました。「何台かカメラ売ったほうがいいかな?」

ある日私は外で何枚かピンホール撮影をしていて、ネガに焼きつくのを待っている間にメールをチェックしました。とても驚きました。私がロモの新作カメラのテスターに選ばれたと書かれていたのです! このメールを見たとき、絶叫しかけましたね!!(もちろん、実際には叫んでいませんよ。通行人に変な目で見られてしまいますので) その名も LOMO LC-Wide 。そしてそれは名前の通り、驚くべきワイド・アングル・カメラだったのです!

LOMO LC-Wide には17mm ものワイド・アングル・レンズが!

LOMO LC-Wide はLOMO LC-A の主な機能(自動露光、多重露光、ケーブル・レリーズ対応、ISO 100-1600対応) を受け継ぎ、さらにたくさんの魅力的な機能も追加されています。

LOMO LC-Wide での二重露光

このカメラが手に入ってからの3週間、私はたくさん色々な場所へ行き、そして気付きました。 LOMO LC-Wide に対して私がはじめに抱いた3つの勘が当たっていたのです。

なぜ LOMO LC-Wide が「ストリートスナップにピッタリ」なのかというと、ウルトラ・ワイド・アングル・レンズのおかげです。この17mm レンズは風景写真によく適しています。なぜならフィルムに収まる範囲がとても広いですから。街でスナップを撮っていて、ビュー・ファインダーを覗かなくたって被写体を逃すことはまずないでしょう。ビネット効果が強いので、中心の被写体がさらに引き立ちます。

ファインダーを通した視界は実際に写る範囲の大体80%ほど。だから…どんどん近づきましょう! 最短焦点距離は0.4-0.9m なので、ピンボケ写真になることは滅多にありません。ウルトラ・ワイド・アングル・レンズなら水平方向に広く写せます。ですからカメラを水平に保ったり、水平方向に振ったりする必要はないと思います。

「機能がすごい」 わけは、撮影フォーマットにあります。 LOMO LC-Wide は一般的な3:2 フォーマットでも撮れますし、スクエア・フォーマット、ハーフフレーム・フォーマットでも撮影できます(ただし、フィルムを入れる前にフィルム・チャンバーに用途別のマスクを入れます)。驚くべきは、カメラの底にあるフォーマット・スイッチだけでなくレンズ・カバーを半分だけ開けられるのも魅力的です。

初めに私が思ったのは、「スクエア・フォーマットは両サイドを切り取るのだから、ビネット効果も切られてしまうのかな?」―答えはノーです。ウルトラ・ワイド・アングル・レンズがあるから、切り取ってもビネット効果はやはりしっかり得られます。我らが愛しの120フィルムの6×6フォーマットと同じように、構図は安定的になります。

ハーフフレーム・フォーマットだと撮れる枚数が2倍になるので、フィルムを最大限に効率的に使えます。私は2枚、時にはそれ以上の写真でストーリー仕立てにするのが気に入っています。自分でスキャンするかソフトウェアを使って1枚にすることができます。これは節約もできるし面白いフォーマットですね。

ハーフフレーム・フォーマットを活用する方法として一番面白いのは、パノラマ・トリックです。マスクを着けずにスイッチをハーフフレーム(HB) に切り替えます。レンズ・カバーを半分開けて、左から右へ向けて2・3枚撮ります。きれいにパノラマ写真が出来上がりますよ!

そんな「1台に3つの機能」(いや、「1台に多機能」) なカメラがあると、私は深く考え込んでしまいます。「何台かカメラを売ったほうがいいかな?」― LOMO LC-Wide はウルトラ・ワイド・アングル・レンズがあるし、自動露光で、ピントもシャープに決まるし、多くのスナップ・カメラよりも絞りは大きくて(f/4.5)、多重露光機能も付いていて…私のカメラコレクションの何台かは大分負けているじゃないか! でも私は1台も売りませんでした。なぜならそれぞれのカメラは、それ自体にユニークで、代えのきかない特徴がありますから。それに何よりも大事なのは、カメラは機能だけで語られるものではなく、それで外へ出て写真を撮ったときの思い出もあるのです。それでも、 LOMO LC-Wide を持ってしまったら新しいカメラを買う口実が減ってきたことは間違いありませんが。

LOMO LC-Wide に欠点なんてありますか? あるとすれば…あんまりにも広角なこと! もう一度言いますが、もっと近づいて! もうただ遠くで見ているのはおしまいです。 LOMO LC-Wide で日々の出来事全てを体験しましょう!

だからもっともっと近くへ……

LOMO LC-Wide とは、新開発の17mmレンズMinigon-1を搭載した、ウルトラワイドアングルな写真を撮影することができるカメラ。超広角のフルフレーム以外にも、ハーフフレーム、スクエアフレームでも撮影することができ、1台で3通りのフォーマットをお楽しみ頂けます。鮮やかな色、印象的なビネット(周辺光量落ち)、暗い所でも適正の明るさで撮影できるオート露出機能なども特徴です。

written by singleelderly on 2011-08-10 #gear #review #close-up #panorama #double-exposure #lc-wide #ultra-wide-angle
translated by reservoirpiggies

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