LC-A Big Book Chapter 16: LOMO LC-MとLOMO LC-M2、そしてKRAB

LC-Aを巡る歴史の中で存在した、希少モデルのLOMO LC-MとLC-M2。 LOMO LC-Mと同じようにLC-M2はごく少数しか生産されず、ほとんど手に入れることはできませんでした。そして、もう1つの希少モデルのKRABとは一体何なのでしょうか?KRABはLC-A用の水中ケースです。しかし、この隠れた製品の問題は、サンクトペテルブルグにあるLOMO PLCの自社博物館ですらもこの1.5kgの重たい鋳鉄の存在を今なお否定している、ということのようです。

14.LC-Mはオリジナルよりも優れた特徴がありましたが、およそ1000台生産されたあと製造中止になりました。
15.美しく、そしてミステリアスなLC-A用水中ケース、KRAB。

1984年、LC-Aのさらなる進化機としてLOMO LC-Mは”Filiale”で生まれました。この後継機の目的はLC-Aのシャッターレリーズメカを改良し、2~3の便利な機能を追加することでした。例えば、LC-Mにはケーブルシャッターレリーズの接続部をつけました(かなり後のLC-A+はシャッターボタンにケーブルシャッターレリーズを接続出来るようになりました)。加えて、LC-Mは必要な電池が3つから2つだけになり、Cosina CX-2により近い丸みを帯びたデザインになりました。電気系統もまた異なり、かつては2つだったものの、今はたった1つの発光ダイオードでビューファインダーのなかに電池残量表示が見えるようになり、LOMO LC-AのASA 25の設定は廃止されてASA 800が追加されました。さらにはロシア規格のGOSTではなくフィルム感度を示す国際規格ASAがLC-Mに採用されました。これは海外市場に向けて改良されたのです。

LOMO LC-Mには外観上の特徴があります。例えば追加されたASA表や、約20年後にLC-A+の生産でついにLC-Aに装着できるようになったケーブルシャッターレリーズです。しかし残念なことに”modernized”(最新式の)を表すこの”M”は、約1000台生産されたあと総取締役のPanfilov本人が製造を中止しました。

このカメラのさらなる進化機はLOMO LC-M2です。これは内臓フラッシュに、新デザイン、そして先代機に対して自動露光機能しかありませんでした(今日のLC-A+と同様です)。LC-Mと同じようにLC-M2はごく少数しか生産されず、手に入れるのはほとんど不可能でした。ではもう1つの希少モデルであったKRABとは一体何でしょうか?KRABはLOMO LC-A用の水中ケースです。しかしながら、この隠れた製品の問題は、サンクトペテルブルグにあるLOMO PLCの自社博物館ですらも、その1.5kgある重たい鋳鉄のケースの存在を今なお否定している、ということのようです。しかし少なくともこのミステリアスな製品の一つは存在し、小さな女の子がミステリアスな水中ケースの代わりになる新製品*について、あることを教えてくれました。

(*p.200、594を参照)

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written by ungrumpy on 2011-06-18 #library #lomography #lomobooks #lomo-lc-a-big-book #excerpt
translated by reservoirpiggies

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