Alia Wilhelm : フィルムフォトグラフィーとの歩み

Rookie Magazine のコントリビューターであるAlia Wilhelmは恋愛関係にある被写体たちの『二人だけの世界』を題材にした。彼女はこの一連のプロジェクトにおいてフィルムを使って撮影した理由を話してくれた。

Photos:Alia Wilhelm

── 自己紹介してもらえますか?

名前はAlie Wilhelm。25歳で、ロンドンではイラスト、写真やムービー制作もしてる。普段はRookie Magでティーンの女の子たちに絵を描いたり、プレイリスト作ったり、コラージュとかGIFをテーマに沿った写真作品にしてて、時々オンライン向けに執筆もするわ。メディアに関してはどれも同じくらい好きだから、どれが1番っていうのは決められないの。表現の形を絞れない時に、特にそう感じてる。アイデンティティーだったり、身の回りで起こってることが作品のテーマになることが多いわね。

Photos:Alia Wilhelm

── 今回の作品について教えてくれる?

最初は本当にちょっとした思いつきだったんだけど、すぐにRookieとミーティングして、カップルの『二人だけの世界』を撮影して、彼らの関係性について探ってみたいって伝えたの。撮影のGOサインが出てからは、バスに飛び乗って、雨の中自転車に乗ったり、一度も行っことのない場所に行ってみたり、ロンドンではこんな経験したことがなかった。作品のモデルになってくれるカップルはとても赤裸々に彼ら自身の『ラブストーリー』ついて語ってくれた。自分以外のプライベートなことを観察するのは、cheesyだけど、私にとって大きな意味があったの。そこにあったのは愛についての写真で、恋人同士が共有する貴重で繊細な『二人だけの世界』だった。ほんとうに楽しかったから、個人のプロジェクトでも続けたいし、展示なんかもしてみたいって考えてる。

Photos:Alia Wilhelm

── このプロジェクトをフィルムで撮影しようと思ったのはなぜですか?

フィルムで撮影することって、見てくれる人の感情を引き出したり、思い入れのある体験にすることができると思うの。それから、撮影中はどんな写真が撮れてるか分からないから。撮ってる途中で写真をチェックしちゃうと、自分の世界観に入り込んでいてもその感覚を逃してしまう気がするの。だから現像した後に結果として出てきたものは、”そうあるべきだった”って考えるようにしてる。こんな感じで変に完璧なものを作ろうと意識しないで、まわりまわっていいものになったりする。そしてもう一個。フィルム撮影って全部が全部、自分にかかってる。不思議なことにそんなことが時に写真をいいものにしたりするんだけどね。

Photos:Alia Wilhelm

── フィルムで撮影をするで何か変化した?

何が「そうあるべき」なのかってことかな。決められたISO値の範囲内ではどんな光量だって許されるって点は好き。もちろんもっと攻めたライティングの演出もあり得るけど、私は被写体が存在すべき時間帯で、自然なライティングが生かせてる方がいいと思う。意図的にシチュエーションを作り出したりするのは私のスタイルじゃないから、あくまでも被写体の必然的に生まれる感情を反映したアクションを重視する。アートというレンズを通した、ジャーナリスティックなアプローチって感じ。一回ビューファインダーを覗いたらもうずっとそのまま、被写体、ライティング、その瞬間すべてのものに波長を合わせるようにね。

Photos:Alia Wilhelm

── 今後の活動について今考えてることは?

プライベートで大きな変化があって、それはもちろん私の活動に関係してくるんだけど。来週は2ヶ月ぐらいメルボルンに行ってフリーランスとして撮影する予定。写真とかイラストにもっと注力したいわ。もちろんこのカップルにフォーカスしたプロジェクトも行く先々で継けていくつもり。

For more information visit Alia's website aliawilhelm.com or see the full project with interviews at www.rookiemag.com

2020-01-14 #people

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