自動販売機のある風景:写真家 大橋英児

日本の風景に欠かせないものとなりつつある自動販売機。日本以外の国にも自動販売機はありますが、日本のものほど目を惹くアイコニックなデザインではありません。日本中どこにでもある自動販売機の姿を捉えたのは、写真家の 大橋英児 さん。人里離れた山の上だったり、雪に埋もれていたり、都会にひっそりと佇んでいたり、そんな自動販売機のあるユニークな風景をご覧ください。

Roadside Lights © Eiji Ohashi

東日本大震災後のインフラ整備では、自動販売機は特に必要のないものだという声が挙がりました。しかし実は自動販売機は人々が思うよりもずっと重要な役割を担っていました。自動販売機は人が少ない山の上や農村、ゴーストタウン、廃村でも飲み物を人々に提供しているのです。

Roadside Lights © Eiji Ohashi

大橋さんの住む北海道の冬は厳しく、吹雪が起きることもあるそうです。遠くのスーパーまで温かい飲み物を買いに行くことも危険な吹雪の中、近くにある自動販売機は生活に欠かせない存在でもあるのです。

大橋さんの写真の中の自動販売機は神々しく、美しい一枚の絵画のよう。無機質な機械だけれど、その背後にあるストーリーを考えたくなる作品です。

Roadside Lights © Eiji Ohashi

大橋英児さんの ウェブサイト でその他の作品もご覧いただけます。

2017-08-09 #places

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