インフラレッドフィルムとコンゴ戦争の記憶 ―リチャード・モッセ

この話を今取り上げるのは、絶好の好機が今だと思うからです。その話の内容とは、インフラレッドフィルムを装填した大判カメラで撮影した、コンゴ東部でおきている戦争の残酷さを写した写真についてです。

General Février, 北キブ州, コンゴ東部, 2010

リチャード・モッセというアイルランド出身のフォトグラファーがこれらの印象的な写真を撮影しました。場所はコンゴ民主共和国東部のイトゥリ州、北キブ州、南キブ州で2010年から2011年の二年間で撮られたものです。見て解る通り、フィルムはコダックエアロクロームですが、カメラは大判フォーマットのカメラを使用しています。

リチャードが得た結果、つまりこれらの赤、ピンク、ラベンダー色のイメージはコンゴでの悲劇を表している。それは戦争がもたらす、現実を超越し理性にさえ反した事象への隠喩なのである。

「私がエアロクロームを選んだ理由は、このフィルムが私に戦場を調査をする上で無比の写真をもたらしてくれると考えたからである。
そしてこのフィルムのお陰で、コンゴで大きな木製のカメラで撮る白人カメラマンといった立場で現場に向き合うことが出来た。
さらに、今まで直面することの無かった、写真ジャーナリズムの在り方を私なりに表現し、再発見することもできた。」

このギャラリーは photographer’s official website で参照して下さい。本人の所感については Pulitzer Center 。こちらのウェブサイト、 article of javihacefotos もお勧めします。

written by analemma on 2012-03-02 #lifestyle #infrared #rosa #aerochrome #kodak #rojo #guerra #gran-formato #congo #infrarrojo #richard-mosse
translated by zezefan

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