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LomoKino ムービー制作風景 - Robert de Boron 「Home feat. Tunji」

先日、ニュース記事でご紹介した、全編LomoKinoで撮影されたRobert de BoronのPV 「Home」。実際LomoKinoを使ってこんなにも長い傑作を撮影されたカメラマン、中島たくみさんに制作裏話をインタビューしました!4分半にも及ぶ大作を仕上げるには、色々と苦労があったそうです…


上は、完成したミュージックビデオ。メイキングがどのシーンに当たるのか見比べてみて下さいね!



Q1 : このLomoKinoムービーは、どんなストーリーをイメージされて制作されたのですか?

これはメディアファクトリーの寿福さんがシナリオを考えています。おおまかに言いますと、歌詞に合わせまして別れたカップルの話になります。

Q2 : 完成までどのくらいかかりましたか?(時間や使用されたフィルムの本数など)

当初撮影してから納期までが10日間ほどだったのですが、スキャニングとコマ切りの作業が思ったより時間がかかったのと編集後の手直しが多かったので、最終的には1週間伸ばしてもらいました。

コマ切りはバッチで簡単に出来るとふんでいたのですが、1コマ1コマの間隔が微妙に違っていますので、それが出来ませんでした。大慌てでアシスタント2名呼んで徹夜で作業しました…もし、1コマ間の間隔が同じであれば、この作業はあっという間だったのですが…

撮影の時間ですが、モデル入りの撮影に丸1日(10時間ほど)、素材用の風景だけの撮影に4時間ほど。フィルムの本数はモデル入りが21本、風景が9本になります。モデル入りの当日が曇っていましたので、ほとんどISO800、1600になりました。

納期にゆとりがありましたら、もっといい物が作れたと思います。今回は時間がなかったので最終的な色調整を編集ソフトでしています。これを画像の段階でやっていたら、もっと色のいい物が作れたと思います。

Q3 : 撮影していて印象に残ったエピソードがあればお聞かせ下さい!

撮影中は思っていたより時間がなくバタバタしたぐらいなのですが、撮影後のスキャンニング、1コマずつ切っていく作業が地獄でした…

Q4 : 中島さんのようにうまく撮る為のテクニックはありますか?

初めて使わせて頂いたカメラなのでうまくはありませんが、素材も含め動画になりますので、三脚でカメラを固定するよりぶれてでも手持ちの方が面白いような感じがしました。

Q5 : 最後にLomoKinoをこれから使ってみようという方に何かメッセージをお願いします!

仕事でされるのでしたら納期までゆとりを持たれた方がよいかと思います。思ったより後作業に時間がかかるのと、編集の段階で今までになかったようなトラブルが起きました。これは編集ソフトによっても違うとは思いますが。

趣味や遊びで使われる方は、面白いカメラなのでオススメ致します。ただ、撮って見るだけでは、フィルム1本すぐに終わるので、やはりデータ化までして動画にしないと、すぐに飽きちゃうかな…という感じがします。

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written by kyonn on 2012-01-23 #lifestyle

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