石井正則、LOMO Lubitel 166+で撮る

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お笑い芸人としてデビューし、現在では俳優としても活躍中の石井正則。実は大の写真好きだって知っていましたか?フォトグラファーとしても活躍され、ご自身の暗室までお持ちだそう。撮りおろしたLOMO Lubitel 166+写真と共に、写真についてアツイ思いが詰まったインタビューにお答えいただきました!

名前 : 石井正則
都市 : 東京
国 : 日本
ウェブサイト : http://www.arikiri.jp

簡単な自己紹介をお願いします。
石井正則です。タレント業をしています。

いつ頃からロモグラフィーのカメラを使っていますか?また、いつ頃、どんな出会いで使い始めましたか?
ロモグラフィーのカメラを使い始めたのはつい最近です。もともとぼくは8x10などで写真を撮り続けていましたが、フィルムの危機が近づいている、という状況をいろいろなところで耳にしていて、周りのみなさんが気軽に始められそうなカメラを使って、フィルムカメラを広めたい、思ったのがきっかけでした。なにしろ8x10ではなかなかみんな気軽に始めてくれないのです(笑)

写真に興味を持ち始めたきっかけは何だったのでしょう?
もともとはカメラという「モノ」に興味を持ったのが最初です。とても安価な中古の二眼レフを買ったのがきっかけでした。そこからぼくは「フィルム」に惹かれていきました。

LOMO Lubitel 166+を一言で表すと?
軽い。

LOMO Lubitel 166+で撮影していて、印象的な出来事や、驚いてしまった思い出があればお聞かせください。
水平が取れない(笑)そこも面白いところですね。あとはとにかく軽い。ぼくは軽量化マニアでもあるのですが(笑)120の二眼レフではぼくの知る限り世界最軽量でしょう。この軽さは持って出てもまったく苦にならない。この軽さはもっとアピールしてもいいんじゃないですか?重いカメラを買うとみんなだんだん持ち出さなくなりますから(笑)

今回撮りおろして頂いた作品のみならず普段も使用するのは白黒フィルムばかりだそうですね。石井さんにとっての銀塩写真の魅力とは?
ぼくにとって「デジタル」のそれは「画像」というイメージです。「写真」とは違う。ぼくは「写真」に魅力を感じてしまったので「画像」をやる気はなかった。「写真」の魅力は逃げ隠れできないところです。写ってしまったらそれがすべて。ぼくは日付を入れられるカメラは出来るだけ日付を入れますが、フィルムの場合、フィルムに日付が焼き付くわけです。ごまかしは効かない。「11.3.10」という日付が焼き付いたカットが手元にあります。どうでもいいようなスナップですが、そこにはもう二度と戻れないぼくたちの風景があります。次の日からいろいろと日本は変わってしまったのですから。このフィルムに焼き付いている「11.3.10」はとても強烈です。これは銀塩写真にしかできないことの一つのように感じます。もちろんそれ以外の魅力も山のようにたくさんありますが(笑)

ご自身専用の暗室をお持ちだとか!一枚一枚作品を手焼きするという究極のアナログ作業へのこだわりをお話頂けませんか?
うむむ。気が付いたら後戻りできなくなっていた、というのが正直なところなんですよね。「ここまで『写真』に惹かれてしまったのならやるしかない」と。正直みなさんはここまでやる必要はあんまりないと思います。重いカメラを持ち出さなくなる、のと一緒で、いきなりそこまでやろうとするとハードルが高くなってだんだんやらなくなってしまう人も多いと思うんです。ロモグラフィーのカメラは気軽さが魅力ですから、まずはフィルムを使ってみて、現像に出して、CDにデータ化してもらって、それをパソコンやスマートフォンなんかで楽しく見る、というところで十二分に楽しめると思います。いきなり42.195kmって走れないですもんね。それに近いと思います。しかし、走れるようになったときには最高に気持ちいい達成感があるわけです。いきなり42.195kmを無理矢理走ってもきっとげんなりして「もう二度と走らない」ってなりますもんね(笑)

もし今、LOMO Lubitel 166+で世界中どこでも撮影しにいってもよいと言われたらどちらに行かれますか?それは、なぜでしょう?
中国ですかね。このボディの軽さは中国の人たちの気軽さと合いそうな気がします。

もし、ここ(LomoAmigosインタビュー掲載ページ)に紹介している写真に音楽をつけるとしたら、誰のどんな曲ですか?3曲選んで下さい。
佐良直美「いのちの木陰」
小沢健二「天使たちのシーン」
ペペチオ「つづく」

今までLOMO Lubitel 166+で撮影されてきて、使うフィルムやアイテム、シチュエーションなど、好きな写し方はありますか?どのような撮り方をしてしまう、どんな被写体に惹かれる等、意識のあるなしに関わらず、お気に入りの一枚となる作品に傾向があれば教えて下さい!
やっぱりぼくはモノクロフィルムに惹かれます。あとこれからLubitelを使う人にはぜひ三脚を使ってみてもらいたいです。ぼくにとってのLubitelの魅力は、この軽さで気軽なスナップももちろん出来て、しかも三脚を使ってピントグラスを覗いて…という大判カメラ的なしっかりとした撮影の楽しみも味わえる、というところです。スナップ的な撮影に飽きてきたらぜひ三脚を!そのボディの軽さゆえ、三脚も軽いもので十分になるわけですから。やっぱりぼくはもともと8x10を使うので、三脚構えて撮影したカットに惹かれてしまいますね。その反動でものすごい気軽さで撮ったスナップにも同時に惹かれるわけですけど(笑)

芸人さんとして、役者さんとして、普段のお仕事は撮られる側を経験されていらっしゃるわけですが、逆に撮る立場となった時に、その経験が生かされていること等あれば教えて欲しいです。映画や舞台などの役柄に影響されたり、監督的な目線でストーリーを意識されたりするのでしょうか?
これはとても不思議で、「写真」をやっていることが撮られる側としての自分に影響を与え、勉強になったことは多々あるのですが、「写真を撮る」側の自分には今の仕事の影響をあまり感じないです。監督的な目線で「写真」を撮ったり、ストーリーを考えて「写真」を撮ったりすると、その「自我」が「写真」に写り、ぼくはとても嫌な感じがしてしまいます。「写真」にはそういうものもすべて写ってしまうのですから。そういう演出的なものをやりたい場合デジタルのほうが適しているのではないでしょうか?「画像」をいろいろいじれるじゃないですか。友人のデザイナーのデジタルの「画像」は本当にカッコイイ。ぼく、彼の作品は大好きなんですけど、ぼくが考える「写真」とはまったく別物なんです。なので、ぼくは「写真」を撮る時には、あまりなにも考えないです。「わあ、なんか光がキレイ」とか「この珈琲が美味しいから」とか「三脚立てて撮るの楽しいな」とか、そんな気持ちで撮ったカットばっかりです(笑)

これからLOMO Lubitel 166+で撮ってみたい被写体は何ですか?
なんでもかんでも!

最後にLOMO Lubitel 166+をこれから使ってみようという方と、ファンの皆さんに何かメッセージをお願いします!(告知もあればどうぞ!)
初めての人には二眼レフは新鮮な驚きばかりだと思います。とにかく楽しんでください。「失敗」も写ります。そんなこんなが全部写るのが楽しい。「失敗」が写るのを楽しみに現像を待っていると、楽しさは倍増すると思います。現像あがってみて「よし!失敗してる!」ってね(笑)あと、お知らせですが、いま、ぼくは舞台の真っ最中です。下北沢シアター711にて「虹の降る場所」1月15日までです。パンフレットにはぼくの「失敗」写真もたくさん載っていますので(笑)ぜひ足を運んでみてください。ものすごく泣ける、そして笑える作品です。ぼく劇中泣いてばっかりいるんです(笑)
http://www.iohproduce.com/niji/
*舞台「虹の降る場所」の公演は現在終了しています

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written by kyonn on 2012-01-11 #people #lubitel # #lomo-lubitel-166 #lomoamigos #lomoamigo # # #to #

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