巨匠をマネしよう!: アンセル・アダムス

有名な写真家であるアンセル・アダムスは、そのモノクロの写真と、主としてヨセミテ国立公園で撮影された作品がよく知られています。そんなアンセル・アダムスみたいな写真が撮れちゃうテクニックを紹介しますね!

テトンズとスネーク川, 1942 image © Ansel Adams via Ansel Adams Gallery

“よい写真というのは、どこに立つべきなのかを教えてくれる。.” – アンセル・アダムス

ロケーション
アンセル・アダムスは、風景写真を撮影していました。よい写真を構成する一つの側面には、被写体があります。場所さえ知っていれば、壮観な風景が写真をとる機会をたくさん与えてくれるでしょう。アンセル・アダムスは屋外で撮影するのを好みました。おもにアメリカ西部で、もっと詳しくいうのならば、ヨセミテ国立公園での撮影を好んでいたといってもいいでしょう。川、木々、山々、フィールドなどを撮影してみましょう。
もし、歩き回る時間があるのなら、そこには撮影すべき場所がたくさんあることが発見できると思います。

Thundercloud, Ellery Lake, High Sierra, California, 1934 image © Ansel Adams via Daily Mail UK

“露出は影のために、 現像はハイライトのために” – アンセル・アダムス

ゾーンシステム
アンセル・アダムスの写真は、バランスとコントラストが優れている為、例に用いられることがあります。コントラストによって、イメージが豊かになり、生き生きとします。それはゾーンシステムによって生み出されたのです。
下のゾーンスケールをご覧ください。0は完全な黒、10は完全な白を表します。
彼のルールは、ネガティブフィルムの写真の色調に関してのみ適用できます。スライドフィルムでは適用できません。アンセル・アダムスは、自分でネガを現像しており、それによって印象的なプリントを作る技法を思い立ちました。しかしながら、この手順は時間と労力が必要で、多くの人にとっては取り入れがたいかもしれません。ゾーンシステムを使用することによって、自分の撮りたい写真の、適正露出を決定することができます。被写体の一部を選択し、その影をゾーンスケール上で測定します。その後、中間のグレーであるzone 5と、測定した部分がゾーンスケール上でどれほど離れているかによって、露出を決定するのです。

それぞれのゾーンの詳細をのせておくので、参考にしてください。

image via SC Photo

Zone 0 – 完全な黒。
Zone 1 – ほぼ黒。わずかに階調があるものの質感は無い。
Zone 2 – 質感のある黒。画面上で細部が示される最も暗い領域。
Zone 3 – 平均的な黒さ・暗さであり、十分な質感を持つ。
Zone 4 – 平均的な暗さの葉・黒い石・風景の影の部分など。
Zone 5 – 中間のグレー。晴れた北の空・黒い皮膚・平均的な樹皮など。
Zone 6 – 平均的な白人の肌・明るい色の石・晴れた雪景色の影の部分など。
Zone 7 – 非常に明るい肌・雪景色の影のうち横から強く照らされた部分など。
Zone 8 – 質感を持つ最大の明るさ。質感のある雪など。
Zone 9 – 僅かに階調があるものの質感は無い。輝く雪など。
Zone 10 – 純白。光源・鏡面反射など。

Mount Williamson—Clearing Storm, 1944 image © Ansel Adams via Britannica Encyclopedia

“優れた写真というのは、何を写真におさめたのか、感性の最も深い部分で撮影者が何を感じたのかを最大限に表現する。” – アンセル・アダムス

被写界深度
被写界深度は、写真の構成を考える際に考慮すべき、もう一つの側面です。前景と、シャープに、もしくは焦点をあてる被写体との間の距離のことをいいます。被写界深度は深くても浅くても構いません。浅い被写界深度にするならば、イメージ全体がフォーカスされる被写界深度が深い場合とは反対に、ワンポイントが強調されます。被写界深度は、使用するフィルムカメラのレンズの絞りの設定と、被写体とカメラとの距離に左右されます。解放値(一番小さいF値)が大きい程、被写界深度は浅くなります。その逆もしかり。フィルム写真においては、狙い通りに撮影できたのかどうか、フィルムが現像されてみないとわかりません。さて、これをふまえてそれでは次のポイントに移りましょう。

Branches in Snow, 1960 image © Ansel Adams via Ansel Adams Gallery

“風景写真はフォトグラファーにとって最高のテストだ。– そして、しばしば最高に失望する”- アンセル・アダムス

Practice
アンセル・アダムスのような写真を撮影するには、多くの練習が必要です。はじめてのフィルムで、いきなり満足いく結果にはならないでしょうが、だからといって、撮影をやめてしまわないでください。写真以外の場合でもそうでしょうが、上達するには練習が必要なんです!

ロモサイトに投稿された写真を紹介しておきます。

Credits: vicunamephisto19tracyvmoorebxlomopaper_doll & panchoballard

ソース:
Luminous Landscape
Photography Business Tips
Revell Photography

アンセル・アダムスの記事:
Best of the Best: アンセル・アダムス

written by jeanmendoza on 2011-11-29 #gear #tutorials #tips #photographers #tipster #ansel-adams #ansel-adams-week #weekly-tribute #mimicking-the-masters
translated by keni

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